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 !!時事 縄文!?爺々 冗文??(23)

  !!時事 縄文!?爺々 冗文??(23)


 7月20日の産経紙に、日本総研が大飯原発再稼働を受けて、
「関西成長率を1%上方修正した」とある。ご存知橋下大阪市
長が「原発反対」から、一転再稼働容認したことによる結果だ。

 実は聞くところによると、原発の専門学者のレクチャーを受
けたことによる方針転換らしいが、「過ちを改むるに憚ること
なかれ」それが橋下さんのいいところである。それでも暑さに
よっては電力不足分も出てくるので、手放しでは喜べないもの
の、特に中小企業が多い大阪では、まずは目出度いことだ。

 いま日本中で、「原発反対」のデモが盛んである。問題は、
元気な人たちばかりなら問題ないのだが、私のように普段から
酸素吸入を必要とする者、同病院患者、手術など企業でなくて
も必要不可欠のところもあれば、メッキ工場や鋳物工場など、
停電(計画停電を含め)があっては運営できない企業も多くあ
る。

 そうしたことに配慮した意見・理由を無視した「原発反対」
は、決して成功しないだろう。ご存知のごとく、原発事故で
亡くなった人は、世界的にチェルノブイリの2〜30人程度で、
石油・石炭などの掘削現場での事故・犠牲とは圧倒的に少ない
ことを認識し、感情的付和雷同的判断は是非とも慎んで欲しい
ものだ。


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            縄文塾  中村 忠之

 ◎新しい感性で綴るホームページ「縄文への道」
 ⇒ http://joumon-juku.com"

 ◎同論文・論評・エッセイ集一覧ガイド
 ⇒ http://joumon-juku.com/guide/index.html

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!!時事 縄文!?爺々 冗文??(22)

   マスコミ報道の「消費税アップ問題」「原発再稼働問題」と
いうタイムリーな経済的マイナス要因のバックには、「失われ
た20年」とか「何時まで続く円高・デフレ」という決めつけが
加わるものだから、現在(いま)の日本経済は最低レベルに呻
吟し、日本人は戦前の「欲しがりません勝つまでは〜」を地で
行っているような気持ちにさせられてしまう。

 ところが、アイルランドから始まり、ギリシャからスペイン
 → イタリアと連なるヨーロッパEC圏の経済状況はひどいも
のがある。つい先日ギリシャは、何とか「緊縮政策」の政党が
政権を取ったが、今後ユーロ圏に残るとして、一人図抜けたド
イツにその重荷がずっしりとのしかかかる。

 もともとドル経済圏・円&元経済圏に対抗する、第3の通貨
圏をという思いから、ごく下世話に言えば、「ミソもクソも一
緒くた」の人工的通貨をつくったことが根っこにある。私のよ
うな経済オンチにも、そのくらいはわかる。なにしろヨーロッ
パとは、中世から近世の国々であり、すでにその栄光を失って、
細々と過去の遺産で食べているところではないか。

 一方アメリカでは失業率が依然高水準をキープし、世界中見
渡しても、(ドイツ以外)低迷久しい日本経済を凌駕する先進
国はまず見当たらないのだ。

  アメリカの人口・雇用・失業率の推移
 ⇒ http://ecodb.net/country/US/imf_persons.html

 いわゆる「発展途上のBRIKS(ブラジル・ロシア・イン
ド・チャイナ&南アフリカ」にしても、マーケット対象である
先進国が転んだら一緒に転ぶ恐れ大である。たとえばGDPで
日本を抜いて世界第2位に躍り出たチャイナにしても、「内陸
部(農村)と沿海部(都市)の所得格差・貧困家庭の増加・汚
職や差別・公害の増加」に加え、昨今では土地・住宅ブームの
先行き懸念に、暴動増加などが急増している。

 たとえば、日本のGDPを追い抜いたと大騒ぎしたとにして
も、毎年10%を超える成長を続け、しかも日本が20年とい
う暗くて長いトンネルでモタモタしている間の結果だし、一人
あたりの所得では、平均してわずか10分の1でしかなく、し
かも所得の超格差を抱え、その上、かつて日本を直撃した住宅
ブームの崩壊懸念を目前にしている。

 なお輸出ブームや家電・携帯などが好調の韓国も、輸出が伸
びれば伸びるほど、基本的部品などで日本からの入超が増大す
るジレンマを抱えている。こうして消去法で国力を視ていって
も、必然的かつ依然として「経済的に強い国」として日本が浮
かび上がるではないか。

 たとえばごく最近の例だが、内乱続きで軍事政権独裁が続い
ていたミャンマーが、国内融和策を採った途端、一斉に先進国
の注目するところとなり、安い人件費と勤勉性を求めて、日本
もミャンマー詣でが盛んとなっている。この分では、遠からず
高騰した人件費を嫌って、チャイナから東南アジアに生産地を
移す国が増加するに違いない。

 先般、三橋貴明著「図解“ それでも、日本経済が世界最強
という真実 ”(WAC社刊)」なる、グラフと図表で48の
事実を列記した本を入手、なんとか読み終えた。

 同書は、
1.莫大な借金があっても破綻しない ──これだけの理由
2.にほんはまだまだ成長できる ──これだけの理由
3.日本は世界化がうらやむ最強の国である ──これだけ
  の理由

という、3章48篇で構成されているが、経済オンチであり、
楽天家でもある私にとっては、わかりやすくて頼りになる1
冊である。

 三橋貴明は、最近「たけしのTVタックル」とか、「たが
じんの ’そこまで言って委員会’」にも出演している目下売
り出し中の若い経済評論家で、見かけはごく神経質そうなナ
イーヴな風貌だが、なかなか鋭い言動で、(日本にとって)
楽天的?でわかりやすい記述が、私をファンにさせる要因で
はあるが〜。

 ご興味をお持ちの方の一読・高覧をお奨めしたい。 


 

!!時事 縄文!?爺々 冗文??(21)

    英語教育愚考

                   中村 忠之

 前号で触れた、なべて「英語恐怖症」の日本人だが、実地で
英会話することを極端に恐れおののく。かつて、ヴィッキーさ
んと英語でやりとりしようという番組で、殆どの日本人が逃げ
廻っていたことは、可成りの読者がご存知だろう。 
 
 最近は知らないが、かつての学校教育では、「話す・ディス
カション・ディベート」は殆ど無かった。日本人に顕著な「沈
黙は金、雄弁は銀」という時代からの後遺症に、シャイな国民
性も加わって、前々号『ジャパングリッシュ考』でも触れたが、
異国の言葉となると最初から自分には無理だと思い込むのも大
きい。

 だから小学校での英語教育となると、子供達よりもまず教師
の方が尻込みする事態を招くことになる。つまり英語教育は、
子供達よりも先に、まず教師へ施すが肝要となるのだ。いくら
教育内容がよくても、教師が逃げ腰ではうまくいくはずがない。

 もともと子供達は決して「英語恐怖症」ではなく、日本にお
ける稚拙な英語教育の過程で醸成されるものだからである。

 そこで推奨したいのは、「小学校であまり多くは教えず、基
礎的な課題に限定するべきだ」ということである。

 それには、(前回述べたように)敵国語から一転した、私の
旧制中学時代の経験=当時まだ珍しかった英語塾初等科での、
「英語発音」徹底研修に倣った仕組み作りが肝要だと思ってい
る。たとえば、初等英語を「発音+英語の歌」に限定すると、
特別講師がいらず、ヴィデオによる授業中心でいいので、少な
い予算で大きな効果が上げられる。

 まずその正しい口の開け方・声の出し方の徹底指導という、
発音の基礎教育である。

 発音記号を使って極々基礎的な発音の徹底指導、すなわち日
本語の母音「ア・あ」を、「i u e o」の口の開け方で発音す
る徹底訓練である。それに加えて、「シ(shi)とスィ(se)」や、
舌を使い分ける「L:R」・「Th…」の発音など身につけれ
ば、充分英語圏の人たちがわかる英語になるはずだ。

 あとは子供用の英語の歌、たとえば 'ABCの歌' '10 little
Indian Boys' 'School days' などなど、子供向けの歌を、き
れいな発音で歌うこと、そしてその意味を自然に教え憶える
習慣の繰り返しから始まって、基礎的文章に少しずつ入ってい
く。

 おそらく文科省は、児童の英語教育に大きなお金をかけよう
とするだろうが、従来あれだけ英語の時間に接しながら、みす
みす大きなカネをドロに捨ててきた無駄を今度も続ける愚だけ
は冒して欲しくないものだ。



!!時事 縄文!?爺々 冗文??(20)

   ジャパングリッシュ考


 東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方の観光産業を支
援する、政府の「東北観光博」キャンペーンの公式ウェブサイ
トの外国語版に、多数の誤訳が見つかり、一時閉鎖に追い込ま
れたということが話題になった。 機械翻訳を利用したことで
特に固有名詞が直訳され、意味が通らなくなるケースが続出
したためだという。

 指摘されるたびに修正してきたが、ついに追いつかなくなっ
たようだ。日本という大国で、しかも常にガイコクと接するべ
き省庁が、満足に英訳も出来ないとはまさに国辱ものである。
これが原因で「東北観光博」に海外観光客が減ったとなるとそ
の罪は大きい。

 こうした不手際の背景にあるのが、日本という国を挙げて、
大の英語オンチという現象であるが、その原因として両者の言
語体系が、正反対とも言える対極に位置しているからである。

 私の(旧制)中学時代は、終戦までの1年半敵国語として接
してきたため、通常のレベルまで戻るのにさえ大変な苦労と経
験をした。

 爾来引き続いて、小・中・高の12年、それに少子化の進行
で、誰でも大学に行けるご時世になったが、その大学4年を加
えて16年間英語教育を受けながら、満足に英語の読み書きが
出来ない学生が多いのが日本の現状である。「だから小学校か
ら英語を教えるのだ」と文科省が言っても、その教師を一から
教育し直していかねばならないのだから厄介で、心細い限りで
ある。

 日本人のすべてが英語苦手という理由だが、本来日本語には
英語式の発音がないことだから、「聴く・話す」に集約され、
「読んで書く」は何とかなる。とにかく本場の英語発音が聞き
取れないところから、英語恐怖症におちいり挫折してしまうの
だ。

 ご存知日本語の発音はアイウエオの5つ(プラス撥音+濁音
+ン)しかないので、発音記号など不必要で、発音は「子音+
母音」の1となる。

 一方の英語は子音が独立しており、原則一つの単語で1モー
ラ(例: ace/bed/cover/desk… )、それが日本的読み方では、
エース/ベッド/カバー/デスク…)とそれぞれ3モーラ、す
なわちジャパングリッシュになってしまい、当然で「英語恐怖
症」が生まれる。


 さてさて、この問題は奥が深いので、本格的「英語教育論」
は次回に回すことにして、話はここでぐっと軟らかいジャパン
グリッシュに話に移る。


 以下、前回引用した誤訳御免(えいち)の『ザ・ニッポンレ
ビュー!』からの引用になるが、日本製品や街の看板に見られ
る「変な英語」の話題である。

その1.カルピス  “ cow piss ”(牛のオシッコ)!?

その2.かつて某大手エレクトロニクスメーカーが何年も使っ
    ていたという、
     “ Woody,the Interenet Pecker ” と言う言葉、
   Woody は「勃起した」、Peckerは「男性器」を意味する。

その3.近所で見かけた美容院の名前“ flaps of beautey ”
        flaps (flapsはflapの複数形、「女性器」を表すス
    ラング。

その4.某居酒屋の扉にあった
    “ Coming men and momen of all ages ”
    「老若男女すべてが絶頂しています」


 「所変われば品変わる」「浪速の葦(あし)は、江戸の葦
(よし)」「日本のイク〜は、英米のCome=クル〜」 


 皆さん、くれぐれもご注意! そして町中の看板で新しい
発見!?して見ましょう。



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            縄文塾  中村 忠之

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!!時事 縄文!?爺々 冗文??(19)

   クール・ジャパン VS クール・コリア

                                           中村 忠之


 先般来何度か「クール・ジャパン」について書いてきた。今
回は視点を変えて、なにかと日本に対抗意識を燃やす「クール
・コリア」と絡めて書いてみたい。


 さてこの国、日本大嫌いの国柄に加えて、異様とまで思える
敵愾心を燃やすのだが、日本のお上がとかく民間任せでノホホ
〜ンと構えている間に、この国は早くも90年代から官民一体で
「クール・コリア戦略」を推進、例えば、11年度の日韓のクリ
エーティブ産業の政府予算額を比較すると、韓国は日本の2倍
超で、中国メディアの報道によると、特にコンテンツ関連予算
の規模は日本の約8倍にのぼるという。

 ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120427-00000003-rcdc-cn

 ここで取り上げている「クール・カルチャー」とは、アニメ
・漫画・コスプレ・ポップミュージックなどだが、東南アジア
の主要10都市の市場で、ドラマ・映画ではすでに日本を凌駕
し、Kーポップも、いつ追い抜かれても不思議ではない。

          日本    韓国     欧米
漫画・アニメ   27.4     1.7   10.2
ドラマ      16.9   26.0   26.5
映画       12.8   15.4   54.4
音楽       10.3    9.8    34.5
メーク
ファッション   16.2   12.7   15.3

 ⇒ http://www.nikkei.com/life/column/article/g=96958A90889DE6E2E1E2E2E7EBE2E3E2E2E6E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E5E2EBE0E2E3E3E6E1E4EB


 むしろ考えようでは、ほとんど国のバックアップの得られな
いでいる日本が、よくがんばっていると言えるかも知れない。


 殆どの日本人が知らないだけだが、こうしたソフト産業の力
は大きいものがある。たとえば、サンリオのハローキティの年
間売上げが、3000億円〜4000億円(1996年〜1999年)で累計1
兆円を超え、同じくポケモン=3兆5000億円(1億5000万本)、
アンパンマン=1兆1000億円超だという。これは「スターウォ
ーズ」や「ハリーポッター」と並ぶ数字だ。


 実はここで取り上げるのは、コリアンのコリア的えげつない
態度の実態である。

 2000年に日本文化の情熱的なファンであった数人のフランス
人の若者が、フランスにおいてまだ未開拓だった漫画及び日本
の伝統文化、特化したイベントが「ジャパンエキスポ」だが、
当初3000人位の来客が11年度には18万人を超えるビッグイベン
トになっているという。

 実はその会場にコリアが勝手にブースを取って我が物顔に振
る舞い、フランス人の顰蹙を買っているというものだ。11年度
では「剣道は韓国が始めた」というトンデモ説をテーマとして
いるという。

  嫌うくせに寄生する、ここまでくればこの国の厚顔無恥さも
窮まれりだ。

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=QuBmvPOYKg0

    コリアのニセ剣道・ニセ・サムライ
 ⇒ http://www.youtube.com/watch?src_vid=QuBmvPOYKg0&annotation_id=annotation_372594&feature=iv&v=vTnHBCyDh58

 ちなみに、「コリアのここがオカシイ!」というたぐいのサ
イトは山ほどあるが、海外生活の長いトラネコさんのブログ
「トラネコ日記」には、コリアそしてチャイナが、異国におけ
る両国の嫌われぶりを教えてくれる。講読(無料)をお奨めし
たい。

 ⇒ http://ryotaroneko.ti-da.net/

 その中でも紹介されるが、日本が統治する前の朝鮮の実状し
かとご覧あれ!

  19世紀のコリア(韓国人が一生教わらない歴史)=動画
 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=wq3PpeMbfrY


 いずれにしろ日本は、どうもお隣さんに恵まれていないようだ。




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!!時事 縄文!?爺々 冗文?? (18)

  

!!時事 縄文!?爺々 冗文?? (18)

   イカナゴの釘煮


  先日友人が、「イカナゴの釘煮」を持参下さった。ここ数年
来地元での活動をストップして以来、メールや時々自宅までお
いで下さる数少ない(縄文塾)メンバーのお一人である。

 彼女の故郷は淡路島で、イカナゴはその地の特産らしい。実
のところ、私は生のイカナゴを見たこともないし、また「イカ
ナゴの釘煮」という食品も、知識として知ってはいたが実際に
食べたことがない。

  さてその「イカナゴの釘煮」は、イカナゴを醤油・砂糖・味
醂(ミリン)などで甘辛く炊いたもので、長さは5cm前後、
形状が殆どもれなく腹側に折れ曲がっているさまは、まさに古
釘そのものというところからきていることがわかる。
 
 本人が炊かれたという釘煮だが、生のイカナゴの水分を飛ば
して調理するのか、歯ごたえがあって甘からず辛からず、ご飯
のおかずにも、毎夜ほんの気持ちだけ飲んでいる酒の肴にも結
構いただけるところが嬉しい。

 西日本では「イカナゴ」だが、東日本では「コウナゴ」とい
う。なお漢字では、イカナゴ=玉筋魚、コウナゴ=小女子と書
く。ご存知昨年3.11福島原発事故のあと荷揚げされたコウ
ナゴは、海に流出した放射性物質に汚染されていて、すべて廃
棄処理されたという忌まわしいニュースが、今更のように思い
出される。


 そういえば以前彼女から「ちりめんじゃこ」を戴いた。それ
もごく小さい、地元のデパ地下や大型スーパーでも滅多にお目
にかかれない上物である。

 ちなみに「ちりめんじゃこ」だが、

 「イワシ(鰯)類(カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワ
シ)、それにシロウオ、イカナゴの稚魚を塩ゆでして乾燥させ
たもの」

とある。とすれば、多分戴き物はイカナゴの稚魚であろう。

 私がかつて「男の料理」にハマッていたころ、極小・極上の
「ちりめんじゃこ」を見つけると、デパ地下で買った「鞍馬山
椒=山椒の佃煮」を混ぜて、自前の「ちりめん山椒」をつくる
ことにしていた。そこで早速「ちりめん山椒」をつくってお返
ししたところ、ご存じなかったとしてかえって喜ばれたことが
ある。

 ただ、なぜ私が「ちりめん山椒」とか、「鞍馬山椒」を知っ
ているのか、そのあたりの記憶はすべて、あるかかなたに消え
失せたままだが、今時の日本は、異常気象で折々の季節感が次
第に失われてい。

 特に日本国中「ラーメン・ギョウザ・焼きそば…」に代表さ
れるB級グルメ全盛になってしまった風潮だからか、かえって
こうした隠れた食材・食品に、深い郷愁をおぼえる次第である。



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            縄文塾  中村 忠之

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!!時事 縄文!?爺々 冗文?? (17)

 
    時期尚早な「原発無用論」を憂う(4)

                     中村 忠之

  世界的視座で「原発事情」を読み取る

 表題の主旨で、軽率窮まる原発論議のおかしさについて縷々
述べてきたが、

 「もし日本が原発市場からリタイアしたとして、世界でもそ
れに同調するのか?」

 最後に上記命題で締めくくりたい。

 すなわち、日本が原発市場から手を引けば、他の生産・販売
国が喜ぶだけではないかということである。ご存知かどうか、
現在主要国家で、表だって「原発反対」を標榜するのはドイツ
くらいだが、そのドイツにしても、一部の電力をフランスから
買っている事実がある。

 たとえば、原油産出国のアラブ首長国連邦(通称UAE)で
さえ、将来の枯渇に備えて、韓国より原発の導入を計画してい
る。なにしろ李明博(キム/・ヨンバク)大統領が直々のトップ
ビジネスを行ったぐらいだからその熱意たるや半端ではない。

 また福島原発事故で、一時韓国からの導入に傾きかけたトル
コだが、その後日本の懸命な対応で、今はむしろ地震・津波な
どの被害を経験した日本の方が、地震国トルコにふさわしいと
いう判断に傾いている。

 またベトナムでは、韓国の先例に危機感を持った日本が、野
田総理がズン首相と官邸で会談し、平成22年に合意した日本
の原発建設を計画通り実施するということで、なんとか巻き返
しに成功したようである。

 こうした事情を考えれば、海外での事情に目を配らず、アジェ
ンダとして「反原発」を謳う「みんなの党」や「橋下維新の会」
の対外視線の欠如に疎外感をおぼえるのだ。

 加えて、たとえば「日本がその気になれば、すぐにでも原爆
を作れる」という外交的ブラフの必要性であり、もっと大きい
視野に立てば、人類の英知である「核融合技術」への挑戦とい
う課題への視野の不可欠である。


 さて、懸念されるのが今夏の電力需要ピーク時の電力状況で
ある。資源エネルギー庁は、平成22年並みの猛暑の場合、再
稼働なしでは18.4%の不足と試算しているが、大阪府市統
一本部エネルギー戦略会議では、原発再稼働なしでも充分賄え
るという試算結果を公表している。

 果たして原発再開を凍結して、この20%に近い予想の誤差
がすんなり埋められるかどうか。もし実際に不足になったとす
れば、日本経済復活の足を引っ張るという責任問題だけでは済
まされないだろう。たとえばその場合の代替エネルギーとして、
天然ガス発電が挙げられているが、だったらそれは地震・津波
に対してどこまで安全なのだろうか?                

                    

 いささか脱線したが、問題はそんな国内事情よりも、はるか
に重要なことは、「ケタ違いの数の原発建設計画」のあるお隣
チャイナの動向である。

 現在、中国では13基の原子炉(総設備容量は1080万kW)が
稼働中だが、中国国務院はすでに32基の新規建設を承認し(内
28基は建設中)、建設承認の前期作業に入った原発は38基あ
る。建設・計画中だけで計70基で、20年までに現在の7倍
の約7000万kWと、日本を上回る規模になるが、中国政府
は2050年までに230基(3億2400万kW)まで増やし、世
界最大の原発大国となる。

 ⇒ http://www.news-postseven.com/archives/20110501_18579.html

という。なにしろ電力供給源の約7割を石炭火力に頼っている
この国には、その枯渇問題と環境汚染問題が深刻化している
切羽詰った事情がある。

  新幹線の例のように、パクリ・盗用・強弁がお得意のこの国
の原発約200基が稼働するとして、一旦ことある場合、放射
能が偏西風に乗って襲来することの恐ろしさは、表現する術を
持たない。

 折も折、韓国の原子炉事故があり、その隠蔽工作(それに体
質!?)が表面化した。

 今後日本は、自国の原子炉よりは、むしろ気違い国家「キタ」
と併せ、お隣3国の動向から、目を逸らさぬ努力こそが肝要で
はないのか?

!!時事 縄文!?爺々 冗文?? (16)


   時期尚早な「原発無用論」を憂う(3)

                                  中村 忠之


 代替エネルギーの課題

 北海道の泊原発3号機が5月5日に停止する。となれば54
基あった国内原発の稼働はゼロとなる。そこでたちまち、今夏
の電力消費増大シーズンに、いかに対応していくかという、大
きな問題がクローズアップされている。この度なんとか福井県
の「大飯異原発」の再稼働に政府からゴーサインは出たが、す
んなり稼働できるかどうか?

 いくらデフレ真っ最中でしかも国民の節約ムードが高いとは
言え、原発利用が約30%を占めていたといわれる電力事情が、
そんなに楽に一気に解決できるのだろうか。「原発反対」を
叫んでいる橋下大阪市長にしろ、その「君側の奸」にしろ、バ
カではないのだから、どこかでトーンダウンしてくることだろ
う。


 さて逆説的だが、原発の代替エネルギーということになれば、
従来の(天然ガスを含んだ)化石燃料であり、もう一つは言
うまでもなくマスコミの大好きな──「風車」や「太陽光」に
代表される──再生可能な自然エネルギーである。

 再生可能・自然エネルギーを並べ立てると、波力・潮力、流
水・潮汐、地熱、バイオマス……、本来タダもしくはそれに近
いエネルギーだが、エネルギーを得るシステム構築には当然お
金がかかり、しかも遠い将来ならいざ知らず、恒久的・中心的
な電力・燃料にするとなるとそんなに簡単にはいかない。

 当然ながら、今までマスコミ中心に、温暖化とか空気の汚染
の元凶呼ばわりされ、ひややかな目を投じられてきた化石燃料
への回帰ということになる。さすがマスコミも、「物言えば、
唇寒し〜」とばかり、その問題に一言も触れていない。

 また「脱原発」を謳う地方自治体だが、有力な代替エネルギ
ーについてはは一切触れないまま、最需要期に製造業や病院
運営に支障が生じた場合の責任をどう取るつもりなのか。

 たとえば原発を、もっとも移行しやすい天然ガス発電に置き
換えたとして、そのタンク群が今後予想される大地震や津波に
無傷ですむのだろうか? またば石油の場合、高騰が進んで円
高メリットを生かせない上、西欧諸国のイラン制裁のとばっち
りで、中東地域からの輸入もままならない状況下にある。

 加えて、原油事故だが、あれだけ世界中を騒がせたメキシコ
湾で流出事故は忘れられてしまったのか? もし同様事故が中
国の南シナ海で発生した場合、どのように対応しようというの
か。

 地震・津波に対して危険な順に排除していった場合、最後に
残る「石炭」ならどうか? 前号に紹介した池田信夫氏は、 
 

 実際には、原子力よりはるかに危険なのは石炭火力である。
地球温暖化のリスクは誇張されているが、3億年以上にわたっ
て大気から隔離されてきた膨大な炭素を大気中に放出すること
は、長期的には生態系に大きな影響を与えるだろう。中国の炭
鉱では1回の事故でチェルノブイリより多くの死者が出ており
、石炭火力は原発の100倍以上の放射性物質を大気中に排出し
ている。


と指摘する。誰も語らぬところだが、いままで石炭エネルギー
中心時代、日本を含め世界中でそれを掘り出して使用するまで、
そして今のチャイナにおいて、いかに多くの(落盤を中心と
した)犠牲者を出してきたことだろう。かつて1950年代、
1万人以上が死亡したロンドンのスモッグは、今そっくりその
ままチャイナに移動しているのだ。

 しかもそのチャイナだが、援助事業として日本が取り付けた
石炭発電装置への脱硫装置を、生産効率が減じるとして、取り
外して使用しているという。

 この国の大気汚染度は周知の事実だが、その結果生まれた汚
染大気が、かつてのウイグル地区における核実験の置き土産で
ある、放射能灰と共に、黄砂に乗って日本へ襲来している事実
も忘れてはならない。

   次号につづく 
 

!!時事 縄文!?爺々 冗文?? (15)

  時期尚早な「原発無用論」を憂う(2)


  原発事故による人的・環境的被害

 原子炉事故でいったい何人の犠牲者が出たか? 福島原発事
故では現時点で1名も出ていない。アメリカ・スリーマイル島
事故でもゼロだし、あの大騒ぎされ、いまでも騒がれている
チェルノブイリだが、

 池田信夫のブログ(3/27)
  “ 原子力をめぐる政治と感情 ”
 ⇒ http://ikedanobuo.livedoor.biz/ 
から引用すると、

 チェルノブイリは疑いもなく、史上最悪の原発事故だった。
その被害を検証するため、国連は100人の科学者による調査委
員会を組織し、2005年に600ページからなる報告書を発表した。
その結果は、驚くべきものだった。消火活動で死亡した50人弱
を除くと、小児甲状腺癌で10人程度が死亡しただけだったのだ。
53万人の被災者の追跡調査でも、発癌率の増加はまったく見ら
れなかった。

 というものである。しかも続けて、

 これに対してグリーンピースは2006年に「チェルノブイリ事
故で20万人が死亡した」とする報告書を出したが、そこにはロ
シアやウクライナで癌によって死亡した人の多くが、地元の医
師の証言によって「原発事故の犠牲者」としてカウントされて
いた。


としている。これは人々の「原発恐怖心」を拡大して、その勢
力拡大を図るグリーンピースの意図が見え見えで、それがドイ
ツのメルケル首相への、大きな圧力となっているようだ。ご存
知のように、グリーンピース → 緑の党 → シーシェパードは、
オーストラリアを含む欧米圏一連の環境圧力団体である。


 また産経新聞の「正論」欄(2012.04.03)で、ヴァンダービ
ルト大学日米研究協力センター所長、ジェームス・E・アワー
氏も、「放射線リスクをめぐる誤解」として、放射線リスクの
専門家、ジェームス・コンカ氏の、

 「何百万人もの核・原子力作業の労働者が、ほぼ50年にわ
たり綿密に観察されてきたが、彼らは平均的な放射線被曝(ひ
ばく)量の数倍から10倍を浴びるのに、一般の人々より癌
(がん)死亡率が高いわけではない。コロラド州やワイオミン
グ州に住む人々は、年間放射線量がロサンゼルス住人の2倍な
がら、癌罹患(りかん)率が低い」

という説を引用しており、また、かつてはなにを作っても収穫
できない、地吹雪巻き狂う極寒の僻地六ケ所村が、「再処理工
場」として甦った先見性を賞賛している。

 六ヶ所村オフィシャル・ページ
 ⇒ http://www.rokkasho.jp/

 六ヶ所村ラプソディー
 ⇒ http://www.rokkasho-rhapsody.com/


 また前記池田信夫氏は、大阪橋下市長の『原発廃止論』につ
いて、同blog(2012.04.02)で、

 福島の被害が「不可逆的で壊滅的」だと思っているのか。
橋下氏がテレビで繰り返し流される壊れた原発の映像に「恐怖
心や嫌悪感」を抱くのはわかるが、それはメディアの作り出し
た幻想である。福島第一原発事故では1人も死者は出ていないし、
政府が許可すれば帰宅しても健康に影響はない。原発事故の被
害は、これまで思われていたほど不可逆でも壊滅的でもないこ
とを福島は示した。

とし、「必要なのは民衆の支持をバックにして強い求心力をも
つ啓蒙専制君主だが、その落とし穴は自分に快い意見をいうイ
エスマンだけを重用して「裸の王様」になってしまうことだ。
このように君主に迎合してミスリードする臣下を、おそらく
──「再稼働の8条件」を出した飯田哲也氏と古賀茂明氏だと
思われるが──「君側の奸」と呼ぶ。

と厳しい指摘をしている。いまこそ我々は、尚早で未熟な
「原発無用論」と対峙して、いろんな角度・様々な視点でそ
の欺瞞性を打破していく必要がある。

     以下次号へ

 


 

!!時事 縄文!?爺々 冗文?? (14)

 !!時事 縄文!?爺々 冗文?? (14)

  時期尚早な「原発無用論」を憂う(1)


 いま日本中に「原発無用論」が充満している。成程昨年の3
.11の福島原発事故と、その後の東電の不手際な対応や経緯を
みれば、同論の高まりは理解できる。ただ、新設は不可能だと
して、点検済原発再稼働の方はどうか?

  以前から何度も指摘してきたように、福島原発事故はすべて、
東電・原子力保安院、それに御用学者の怠慢が生んだ人災によ
るもので、それをすべて「原発技術」という一言で葬り去るこ
とは行き過ぎである。これは同じ条件下で無傷だった女川原発
の例を挙げるまでもない。

 以下知人からのメールにあった──彼女のドイツの友人から
の──ドイツの放送局ZDFの番組『フクシマの嘘』(動画)で、
いわゆる「日本特有の原子力ムラ」という、見えない壁による
障害が明らかにされている。

   『フクシマの嘘』
 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=mKPpLpam6P0

   同パート2
 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=uOgoZDDsRkc&feature=youtu.be

   同日本語版
 ⇒ http://in-the-eyes-of-etranger.blogspot.de/2012/03/zdf.html

 筆者は「縄文:弥生」という対比の中に、弥生の持つ「ムラ
意識」を指摘し続けて来たが、原発だけに留まらず、日本中の
あらゆる場所で、この排他的な「ムラ意識」の跋扈が、官僚組
織・教育界・農協・大会社……」と、あらゆるところで抜きが
たく増殖しており、それが現在日本の低迷に大きく絡んでいる
ことはまはや周知の事実なのだ。


 問題は日本中に原発嫌悪の意識の強まりから、その代替エネ
ルギーを持たないまま、3月26日に東京電力の(新潟県)柏
崎刈羽原発柏)6号機が定期検査入りし、5月5日に北海道、
運転中の泊原子力発電所(北海道泊村)3号機を定期検査のた
めに運転停止すれば、日本中で54基ある原発がすべて停止す
ることになる。

 しかも中部電力が浜岡原発6号機(静岡県御前崎市)の新設
計画を一時凍結する方針だから、それまでフランスと世界第2
〜3位を争ったかつての「原発大国日本」は、うたかたの如く
消え失せてしまったのである。はたして日本は今後、以前の化
石燃料消費大国に立ち戻ってしまうのだろうか?

 筆者が国政に地方行政に、わずかに信頼を保ってきた「みん
なの党」そして大阪「橋下維新の会」も、ともに問答無用で原
発廃止思考だから救われない。

 一般家庭なら兎も角、日本という「技術・製造」に特化した
国柄で、20年になんなんとする、低成長・デフレ・円高とい
う軛(くびき)が、やっと重い腰を上げた日銀のインフレ1%
ターゲットという金融緩和で、なんとか薄日が差し込んだその
矢先、その最大の援軍であるべきエネルギー分野に於いて、
「全原発ストップ」でその足を引っ張ることが許されていいの
だろうか?
 

 もともと「穢(けが)れ意識」が強い日本人は、風評被害に
惑わされやすく、東日本大震災において、あれだけ強い「絆」
をうたわれながら、今では放射能汚染に嫌悪意識が強まった現
実がある。

 概して日本人は論理的思考力が脆弱で、ごく一面的思考に陥
りやすく、特に世界的視座、「比較」という発想や視点・論点
を持たない(持てない)傾向がある。そうした特性をもとに、
その分析を含め、今一度「原発問題」今後のあり様について考
察していきたい。

 (以下次号に続く)